「なくなったら困る」その声から見えたこと
先日、福祉機器展で、
mogmogレシピ®の商品をご試食・ご試飲いただく機会がありました。
そこで聞くことができたのは、
「おいしい!」
という嬉しい感想だけではありませんでした。
実際に食べることに困りごとのある方や
そのご家族と直接お話しする中で、
mogmogレシピ®が、なぜ必要なのか。
私たち自身も、その役割を改めて考える機会になりました。
「これは飲めました!」
今回ご試飲いただいた商品のひとつが、発酵ライスミルク「飲むごはん」です。
▶︎蛍茶園さんの発酵ライスミルク「飲むごはん」のページはこちら
あるお母さんが話してくださったのは、
「子どもがお粥をなかなか食べてくれなくて困っている」
ということでした。
ところが、ライスミルクを試してみると、
「これは飲めました!」
と嬉しいご報告が。
食べられるものが限られていると、
「今日は何なら食べてくれるだろう」
「どうしたら必要な栄養をとれるだろう」
と、毎日の食事そのものが大きな負担になることがあります。
そんなとき、
「これなら飲めた」
「これなら食べられるかもしれない」
という選択肢がひとつ増えること。
それは、ご本人だけでなく
ご家族にとっても大きな安心につながるのかもしれません。
思わず「おいしい!」の声が出た、とうもろこしペースト
岩田農園さんのとうもろこしペーストも大好評でした。
お子さんだけでなく、大人の方からも思わず、
「おいしい!」という声が。
「ちょっと炙ったら、焼きとうもろこしみたいになりそう!」
そんな楽しい会話も生まれました。
人参やかぼちゃなど、ほかの野菜のペーストもあることをお伝えすると、
「ECサイトを見てみます!」
と興味を持ってくださる方もいらっしゃいました。
食べやすさや安全への配慮は、もちろん大切。
でも、それだけではなく、
「おいしい」「また食べたい」と感じられることも大切にしたい。
「おいしいから、また食べたい」
と思えることも、
心と身体を育む食事に欠かせないものだと私たちは考えています。
「こんな商品があったんだ」という出会い
今回とても印象に残ったのが、
mogmogレシピ®をご紹介したときの皆さんの反応です。
「買えるの、嬉しい!」
「ECサイト見てみます!」
そしてmogmogレシピ®を見て、
「こんなにレシピがあるんですね!」
「すごい!」
という声もたくさんいただきました。
商品そのものが存在していても、
必要としている人が、その存在を知らなければ出会うことができません。
「食べることに困っているけれど、何を選べばいいのかわからない」
「こんな商品があるなんて知らなかった」
そんな方が、まだまだたくさんいるのではないか。
今回、皆さんと直接お話ししたことで、そのことを強く感じました。
「なくなったら、困ります。」
mogmogレシピ®が現在、継続の危機にあることを
試食された方にお伝えしました。
すると返ってきたのが、
「なくなったら、困ります。」
という言葉でした。
そう話してくださった方の多くが、
食べることに困りごとのある当事者やそのご家族でした。
この言葉は、私たちにとってとても大きなものでした。
mogmogレシピ®は、
ただ商品を販売したり、レシピを掲載したりするだけの場所ではありません。
食べることに困ったとき、
「こうやって料理したらいいのか」
「こんな商品があったんだ」
「これなら食べられるかもしれない」
そんな新しい選択肢と出会える場所でもあるのだと、改めて気づかされました。
必要な食と出会える場所を、これからも
今回の試食会では、
「食べられた」
「飲めた」
「おいしい」
「こんな商品があったんだ」
たくさんの声を聞くことができました。
そしてまだ知らないけれど、
mogmogレシピ®との出会いを必要としている人も、きっとたくさんいる。
ご本人や大切な方が食べることに困難があっても、
ここに来れば、大丈夫!
そう感じてもらえるように
mogmogレシピ®を、
レシピ、情報、商品、専門家や仲間とのつながりを届ける場所として、
新しい選択肢に出会える場所として、
これからも残していきたい!
そして、mogmogレシピ®をもっと多くの人に届け、
食の選択肢を増やしていきたいと思っています!
mogmogレシピ®は現在、継続をかけたクラウドファンディングに挑戦しています。
今回の試食会でいただいた声を
これからの活動につなげていくために。
そして、
まだmogmogレシピ®を知らない、
必要としている誰かへ届けていくために。
mogmogレシピ®の継続を応援していただけたら嬉しいです。
なおみ
(嚥下障害当事者者家族、介護食アドバイザー)

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